2018/09/08掲載

津幡町テニス協会創立40周年記念行事 4

第28回つばたYou遊オープン

　津幡町テニス協会は，創立40周年を迎えるにあたって，「三世代にわたるテニス交流」を掲げてきた。ジュニアの育成に力を注ぎ，ベテランやシニアたちはジュニアの活躍に元気をもらう。その歯車がかみ合ってきたことが津幡町テニス協会の誇りであり，同時に，その継続が今後の課題ともなろう。
　お祭りなので，これからは少しリラックスして，大会の様子をお伝えします。吉本会長の開会挨拶でいよいよ第２８回つばたYou遊オープンの開始です。

　今年の選手宣誓は，４０周年のテーマ「三世代交流」を表すべく，三世代の構成になりました。

宣誓。私たち選手一同は，40年にわたる津幡町テニス協会のYou遊精神にのっとり，おじちゃんとおばあちゃんと，パパとママと，私たちの若さと明るさと，三世代が力を合わせて正々堂々戦うことを誓います。

平成30年8月19日
選手代表　渡辺司，前田星佳，阿蘇和寿

　選手宣誓のあとは恒例のじゃんけんタイム。あ，上の写真はみんなでパーを出しているんじゃなくて，選手宣誓ですからね。ついでにいうと，下の写真はガッツポーズじゃなくて，グーですよ。

これまで支えてくれたみなさん，ありがとう

　You遊オープンは第28回を迎えた。創立40周年記念行事というわけでもない。しかし，振り返ってみるとこの大会も試行錯誤でやってきた。当初は津幡町からは1チームが出場し，残りのメンバーは運営や売店などの世話役に回っていたものだ。現在では私たちみんなが参加してゲームを楽しめるようにと3チームが出場する。小さな町としてはメンバー不足は否めない。それでも津幡町Aチームは決勝に，同じくBチームはコンソレーションの決勝に進む健闘を見せてくれた。
　運営の方法も合理化され，ふと，必要事項を大会本部から各チームに伝達するための放送がなくなっていることに気づく。試合の方法がわかりやすくなり，各チームにもそれが浸透してきた証拠といえるだろう。「津幡町の大会運営をする力やおもてなしの心は，You遊オープンが育ててきた」という前田猛夫顧問の言葉がそれを物語る。

　この大会を運営していてもっとも大変なのがチーム集めである。それぞれの知り合いに声をかけるのだが，相手の市町村の事情もあって，参加チームがたりないときは，何とも悲しい気持ちになる。それでもこの団体戦を続けてこられたのは，毎年の日程を調整して参加してくれるみなさんのお陰に他ならない。ここに心からお礼を申し上げたい

柏市（千葉県）との交流，府中市（東京都）の参加

　昨日の記念講演会でもあったように，TTC（吉田記念テニストレーニングセンター）と津幡町の交流はずいぶんと長い。同じくジュニアを育成し，車いす大会を開催するなど，テニスに対する共通の思いがあることは間違いない。それでも，津幡町からは春のTTCのヴァンヴェール大会，TTCからは夏のYou遊オープンに相互に参加するという，いわば草の根の交流が遠く離れた２つの団体の交流を継続させてきた。

　TTCから参加されたみなさんからメールをいただきました。
　池田知紀，美越さん「昨年に引き続き、あたたかいお・も・て・な・しと大変活気のある大会で1日楽しく過ごすことができ、また来年も津幡の皆様とテニスの輪を広げて行きたいです。」

　小林由希子さん「人生初金沢・初試合、津幡町の皆様のおかげでとても良い合宿となりました。ありがとうございました。」
　巨瀬純子さん「40周年の記念すべき大会に参加でき、初日のパーティではプロの選手にお会いして、地元のお料理をいただき初めての体験ができて良かったです。金沢で、初日にゆっくり観光地を見ることができて良かったです。テニス会場まで離れていましたが、津幡町テニス協会の方達に車で送り迎えしていただき大変ありがとうございました。記念すべき大会の本戦に参加することができ光栄に思います。自然の中で朝から晩までプレーできる環境の素晴らしさを実感し、技術の高いプレーヤーの強い精神をも知ることができました。大会の主催者、運営者には大変お世話になり感謝いたします。とても印象に残る大会となりました。」
　浅賀浩子さん「先日は、大変お世話になりありがとうございました。初参加でしたがとても楽しかったです。頂いたネームプレート大事にします。」
　及川睦子さん「あたたかい心遣いに本当に感激しました。人の繋がりの大切さと、温かさを教えていただきました。ありがとうございました。」
　コーチの小林達也さん「お疲れ様です。先日はありがとうございました。津幡町の皆様のあたたかいおもてなしに、私も参加されたTTCの皆様もとても感激しております。自然豊かな環境の中、テニスを楽しませていただき本当にありがとうございました。津幡町テニス協会40周年記念を心よりお祝い申し上げます。」
　みなさんのまとめ役としてきていただいた小林さん，こちらこそありがとうございます。来年春はこちらからTTCに伺いますね。

　もう一つ東京から参加してくれた府中市のみなさん。このチームには我が津幡チームから交代で3名の選手が応援で参加させてもらいました。もうとてもいい雰囲気だということです。これまでTTCから参加してくれていた松森さんが率いるチームです。松森さんの人柄がチームをまとめたのでしょうね。

　取材を勧めると，府中市チームは3段ロケット体制だということです。参加された9名のうち3名は残念ながら大会が終わると金沢駅から帰途につきました。この人たちはいってみれば1段目のロケット。残る６名は和倉温泉へ。いやあ，いいですねえ。ところが，これがまだ2段目のロケット。3段目ロケットに搭乗するという清水口さんはというと，「明日は，一度は行ってみたかったランプの宿に泊まります。メンバーから，キャンセルが出てランプの宿が空いていると聞いて。もう即決でした」と楽しそうに語ってくれました。

　金沢市の平明人さんから次のメッセージ「元気をもらった挨拶」をいただきました。「津幡町テニス協会創立40周年おめでとうございます。私はベテランテニス大会で前田猛夫さんとペアを組んでもらい４年になります。ペア練習のため津幡町のテニスコートに伺ったところ、練習に来たジュニアの選手たちや協会の方々全員がはっきりと『こんにちは！』と声をかけてきたのです。この挨拶で私はすがすがしい気持ちになりました。おかげで頑張って練習をしなければと元気をもらいました。私もこの様に気持ちよく挨拶をやりたいと思います。いつまでもこの素晴らしい挨拶を続けてください。」

大会スナップ写真集

やはりこの人が話さないと

倶利伽羅そば，ゲットしました
打ち合わせ？
お土産にもらいました
この姿勢は見習わねば
さあ始まるよ
さあ来い！
チェンジ！
決まった…かな？
これでどうじゃ
あちょ～～～～～～っ！
おっとっと
カッコ，よくね？
試合はいつも楽しく，ね
これも楽しみ
若さはじける
やったじゃん！
若いっていいなあ
世代を超えて
猛暑の中での応援
傘と椅子は必需品ですかね
何か意味ありげなタオルですが
頑張ってや
戦い済んで帰ります。敬礼！
モンフィスも疲れました…
僕も疲れました…
それじゃあまたお会いしましょう