2019/03/18掲載
クリスマス親睦大会
1年の最後を締めくくるお楽しみテニス
世の中はクリスマスから大晦日、そして新年お正月と慌ただしいながらも1年をリセット、リフレッシュする時期です。
津幡町テニス協会もクリスマス親睦テニス、忘年会、新春初夢テニスとお正月を挟んで短期間に続けて開催し、いつも顔をあわすメンバーとはいえ、年末年始の挨拶がしっかり出来る場を設けています。テニスは二の次かも。
クリスマスといってもプレゼント交換する訳ではありません。しかし、ジュニアからシニアまで男女とも10代〜70代まで広く集まり、レディたちはお茶をしながらおしゃべりに夢中になり、ジュニアは2階をかけっこしたり、後で勝ち負けもよく覚えていないようなホームパーティのようなテニス大会(?)であります。
テニスレベルに関係なく楽しめることが一番
このクリスマス親睦の前身はハンディキャップテニスという大会でした。その歴史はコンピュータ誤動作への懸念も取り越し苦労に終わったミレニアム問題に揺れた2000年から始めました(私も停電するかもなんて騒がれていたので、緊急避難グッズ備えましたね~)。協会創設から20年以上が経ち、シニア層や主婦層にも広がってきたこと、数年前からのジュニア教室が軌道にのってきたこと、そのような背景から町代表の県体選手からエンジョイテニスのシニアやジュニアまで様々なレベルが一緒に楽しく遊ぶことが出来るようにと、クリスマスという楽しい気分になる日の企画となりました。ハンディキャップテニスの際のルールは主催者(当番)の方が独断と偏見によりレベル分けして、いきなり30-00から始めたり、上手な人はサーブ1本のみとか、色々とその時々で考えながらハンディキャップをつけてやっていました。
そうはいっても、徐々に結局あまり差がつかないようにハンディが一緒になるような組合せを行った方が楽しめることが解ってきて、チームリーダ間で調整するのが常態化してきたので、2008年からは単純に楽しくテニスで集まりましょうというクリスマス親睦という形にしました。ハンディキャップ時代から続く対戦組合せの申し合わせは今もそのままであり、60代と10代のペア同士の対戦など普段はペアになることがないようなダブルスを行うようにする事が常です。チーム分けもうまくレベル・年代・性別分けを行うようにするので、県体選手ペアが出来るようなことはまずありません。
今日は大人と子供が半々ぐらいでした。これも今日の津幡テニス協会を反映したものですね。途中の20代、30代がもっと増えて欲しいのですが、それは将来ジュニア卒業生達が社会人になり親となり戻ってくることに今後期待しましょう。
■前田顧問に感謝!!
そして、今日はそのジュニアを育てた創設者の前田初代会長(現顧問)に感謝する記念日ともなりました。前田さんが長きにわたりジュニア指導に心血を注ぎ、石川県のジュニアテニスの発展に貢献してきたことに対して石川県体育協会70周年記念式典にて県協会長である県知事より「指導者賞」を授与されたからです。
今日はその前田さん、記念撮影には来て頂きましたが、風邪気味であり、テニスはせずにお帰りになりました。年中ジュニアへのご指導に加えてご自身のテニスもシニア大会に全国を回り、本当に20,30歳若い人たちよりもよっぽど元気なスーパーシニアではありますが、たまに体調不調を聞くと本当に心配になります。どうかご自愛頂き、これからもずっと協会・ジュニアを牽引する存在でいて下さい。是非1年で唯一テニスから距離をおける時期である年末年始は体をゆっくりお休みくださいませ。
■ジュニアは協会の宝
ジュニア同士でも異なる学区や学年、そして中学生と小学生が一緒に遊ぶというのは、学校とは違う楽しさがあることでしょう。中学生も小学生に負けじと無邪気に遊びます。2階のランニングゾーンを駆け回っていたと思ったら、急にフラフープを始めて私も私もとなったり、今日夕方からの「ぴよぴよキッズ」用の風船を膨らませるのを手伝わせたら風船投げに発展したり、子供って本当に楽しそうにする。今の子たちがこうやって単純な遊びに元気に「キャーキャー」「わーわー」言って楽しくやっているのを見ると大人も健やかに成長してくれて良かったと実の親でなくても微笑ましく思いますね。でも遊んでばかりでなく、体育館の床で宿題をしていたりといった時間もありました。真剣な姿の写真を撮ってあげれず、ごめんね。
最後に今日優勝の「トナカイ」チームです。勝ち負けにはこだわってはいませんが、やはりチームとして勝つと笑みもこぼれます。特に大人達はジュニアに応援されるとちょっとうれしい。中にはジュニアに頼りっきりだった人もいますけどね。
これからいつまでも、特別な気分となり、またオフシーズンでもある年末年始に老若男女みんなで和気あいあいと楽しくやっていくことが出来るように世代が変わってもつなげていきたい大切な協会イベントです。
以上